祝独立! 缶コーヒー研究部
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■自分がもし死んでしまったら、真っ先に捨てられてしまうのが、多分これらだろう。こ の間数えてみたら約700種類あった(2008年3月現在)。ブラック・カフェオレ以外のショート缶に限って集めてきたのだが、はっきり言ってかなり邪魔だ。かさばる。折り畳み ようがない。でも捨てられない。きれいに広げて平らにして保存すればだいぶ小さくなるだろう。だがその方法が見つからない。このジャンルにはかなり本格的 に集めている方もいらっしゃるようなので、目に付いたら買う程度の僕の蒐集は、全然かなわないと思う。中身の味についても記録していないし。だがそんなに いい加減に集めていてもだらだらと20年近くも集めていると、あまり見かけないものなんかも増えてきた。
■さて、そもそもこの収集に手を染めたのは、何年か前、吉祥寺で街頭缶コーヒーモニ ターにひっかったのがきっかけだった。「缶コーヒーはよく飲みますか?」と聞かれて「はい」。雑居ビルの1室につれて行かれて、何も書いていないのっぺら ぼうの缶コーヒーを何種類か飲まされ、どれが好きかを聞かれたり、また、どんなデザイン、色の缶が似合っているか何種類かのデザイン案を見せられたり、ず らりと並んだ他社製品でどれが好きかを答えたり。謝礼として1000円の図書券をもらった。この[ずらりと並んだ他社製品]が印象的で、羨ましく思った。欲しかった。それで集め始めてしまったようだ。こんなに種類があってこんなじゃまなも のとは知らずに・・・。
■スキャナーで読んだらどうかな。スキャナーのセンサーにあわせて缶を転がす。できっ こないなぁー。
■この先、増える一方だ。しかし、それに応じて家が広くなる訳なんて無い。何とかしなくてはと思い立ち、各缶3ショットずつ写真を撮って、気に入ったもの以外を捨てることにした。2008年3月。
撮影が終わると今度はファイルを写真管理ソフトに流し込み、消費期限(賞味期限)を入力していく。この日付だけは缶底にあるため、写真に写らないからだ。これを少しずつ入力していき3週間。ついに終了。後はこの先の新製品だけを入力すればいいわけです。なんだかほっとした。
2010/9 突然ですが、収集をやめることにしました。
原因は、最近の微糖ブーム。新製品のほとんどが微糖。この微糖モノに使っている人工甘味料、自分には合わないようでお腹をこわします。
コンビニや自販機で新製品を見つけても、人工甘味料使っている製品なのかどうか、老眼を酷使してゆっくり確かめているわけにもいかず、お腹こわしてまで飲んで集めるほど気合いを入れているわけでもなし、やめることにしました。
まだまだ、ストックしてある写真は有るので、写真館のアップは今後もやります。
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ただの空き缶。しかしよく見るとこんなに楽しい。
珈琲缶写真館
ただの空き缶。しかし移り変わりを見てみるとまた楽しい。