祝独立 缶コーヒー研究部

 
 

自分がもし死んでしまったら、真っ先に捨てられてしまうのが、多分これらだろう。こ の間数えてみたら約700種類あった(2008年3月現在)。ブラック・カフェオレ以外のショート缶に限って集めてきたのだが、はっきり言ってかなり邪魔だ。かさばる。折り畳み ようがない。でも捨てられない。きれいに広げて平らにして保存すればだいぶ小さくなるだろう。だがその方法が見つからない。このジャンルにはかなり本格的 に集めている方もいらっしゃるようなので、目に付いたら買う程度の僕の蒐集は、全然かなわないと思う。中身の味についても記録していないし。だがそんなに いい加減に集めていてもだらだらと20年近くも集めていると、あまり見かけないものなんかも増えてきた。

さて、そもそもこの収集に手を染めたのは、何年か前、吉祥寺で街頭缶コーヒーモニ ターにひっかったのがきっかけだった。「缶コーヒーはよく飲みますか?」と聞かれて「はい」。雑居ビルの1室につれて行かれて、何も書いていないのっぺら ぼうの缶コーヒーを何種類か飲まされ、どれが好きかを聞かれたり、また、どんなデザイン、色の缶が似合っているか何種類かのデザイン案を見せられたり、ず らりと並んだ他社製品でどれが好きかを答えたり。謝礼として1000円の図書券をもらった。この[ずらりと並んだ他社製品]が印象的で、羨ましく思った。欲しかった。それで集め始めてしまったようだ。こんなに種類があってこんなじゃまなも のとは知らずに・・・。


並べてみた。全
部並べるのは大変そうなので、ざっと目に付いた珍しい空き缶をとりあえずデジカメで。 一言に珍しいと言っても、メーカーは有名だが家の方ではあまり見かけない・有名商品の期間及び地域限定もの・メーカーは有名だが、缶コーヒーを発売してい るとは思わなかった・全然聞いたこともないような会社が発売している などがある。まだ整理していないので、それらがごちゃ混ぜ状態。いつかは整理しない と・・・。

スキャナーで読んだらどうかな。スキャナーのセンサーにあわせて缶を転がす。できっ こないなぁー。

この先、増える一方だ。しかし、それに応じて家が広くなる訳なんて無い。何とかしなくてはと思い立ち、各缶3ショットずつ写真を撮って、気に入ったもの以外を捨てることにした。2008年3月。

700缶を3カットずつ写真を撮り終わるのに2日。右手にシャッターのレリーズを握り、左手で段ボールから1缶ずつ取り出し、設置、一枚撮るごとに回転させ、それで3カット。終わった缶は後ろに並べる。繰り返しているうちに左手がパンパンに張り、腕が上がらなくなってしまった。こんな地獄の苦しみを味わう撮影は初めてだった。撮影が終わって、積み上げてあった缶は、下手に動くとガラガラドシャーンと崩れ落ち、自分の居場所さえなくなってしまい、さらに中腰&つま先立ちでの撮影、拷問のようである。

撮影が終わると今度はファイルを写真管理ソフトに流し込み、消費期限(賞味期限)を入力していく。この日付だけは缶底にあるため、写真に写らないからだ。これを少しずつ入力していき3週間。ついに終了。後はこの先の新製品だけを入力すればいいわけです。なんだかほっとした。


2010/9 突然ですが、収集をやめることにしました。

原因は、最近の微糖ブーム。新製品のほとんどが微糖。この微糖モノに使っている人工甘味料、自分には合わないようでお腹をこわします。

コンビニや自販機で新製品を見つけても、人工甘味料使っている製品なのかどうか、老眼を酷使してゆっくり確かめているわけにもいかず、お腹こわしてまで飲んで集めるほど気合いを入れているわけでもなし、やめることにしました。

まだまだ、ストックしてある写真は有るので、写真館のアップは今後もやります。

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  面白い缶を観察してみよう!

    ただの空き缶。しかしよく見るとこんなに楽しい。


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    ただの空き缶。しかし移り変わりを見てみるとまた楽しい。

 

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