1977年製のエレキギター、Greco GO-1400。中古で手に入れたのは1982年くらいかな。作りがよく、いい音がした。唯一の欠点は、重いこと。

1977年当時、本家ギブソン・フェンダーのギターのコピーを製作していた日本のエレキギターメーカーは、オリジナルデザインのギターを作り始めた。

この、グレコのGOシリーズもその一つ。当時の定価が14万円。かなり手の込んだ仕様であり、プロミュージシャンにも多く使われた。

以前から、痛みの激しいこのギター、リフィニッシュしようと思っていたが、もったいない。で、GOシリーズの少し安いグレードが新品同様で手に入ったので、それをオリジナルに残していよいよ始めるか・・・ともう3年以上経過。

ようやく重い腰を上げたのは2007年。そう、このギター３０歳。いっちょ、始めてみよう。

始めて見ると、ギターリメイク作業は待ち時間が多い。ニスを塗って乾かしている時間とか。何台か同時進行すると効率がいいことに気がついた。

こうして凝り性の私は、底なし沼に落ちてゆく・・・・・・・・・。