私とハワイアンキルトの出会いは一冊の本から始まります。それはキャシー中島さんの「パッチワーク物語」です。それまでパッチワークに興味はあったものの、小さな布を組み合わせる面倒くささに手がでずにいました。ところがハワイアンキルトはなんかものぐさな私にもできそうな気がしたのです。それに何よりもあの自然をモチーフにした大胆な構図が気に入りました。小さい頃、折り紙をたたんではさみを入れ、紙を広げると雪の結晶ができたりして遊んだ覚えがありませんか? それと同じように一枚の布を1/4や1/8に折りたたんで切り、布を広げると上下左右対称のデザインができます。ハワイアンキルトはこのデザインが命で、キャシーさんのデザインと色使いのセンスのよさは抜群だと思います。

 まだまだ初心者で恥ずかしいのですが、作品を紹介します。いつかオリジナルの大作をつくりたいと思っています。

未完成のサンプラーズキルト



何年も寝かせているキルトをご紹介します。

我が家には広げるスペースがないので、実家で撮影。

いつになったら完成するのか? 

プレッシャーがないと、なかなか手が進まないので、誰かに刺激をもらわないと・・・


哲から一言:いやいや、完成しなくてもいいんじゃぁないですか?完成してもこんなに大きいのどうやって使うんですか?そもそも、これはどうやって使うモノ?広げて敷ける部屋が家にはないよね。



2009年8月: ティアレのポーチ:

 

キャシーさんの『ハワイアンキルトの小物シリーズ3』で、最初に作りたくなったポーチです。色合いもきれいで、モチーフのティアレもなかなか可愛い。

ハイビスカスのファスナーをつけてみました。

いつもおじゃましてご馳走になってばかりのお友達にプレゼント。


哲から一言:花びらの形とか、なんか歪んでるんですよね。僕には非常に気になるところです。縫い目よりも何よりも、一番目立つ部分で、ちょっと見でのうまい下手はここなんだよなぁ。色合いはキレイなんだけどな。



2009年8月: プアプアヌイヌイのポーチ:


キャシーさんの『ハワイアンキルトの小物シリーズ5』で、まず気になったポーチ。なんだかおもしろい形だし、あまりの可愛さにすぐに作ってみたくなりました。

さて、組み立ての段階になるとちと大変でした。ちょっと歪んじゃったかなあ。

哲ちゃんから「やり直しなさい!」も出ました。

どうにか形になり、プレゼントする友達と会う直前まで修正して、ようやく完成!





哲から一言:別に縫ったのを解いてやり直すのなんて何ともないと思うんですけど、ある程度まで完成させると後戻りが嫌なようで。ちょっとやり直すだけでキレイに完成するのに。その辺りがよく分からない。一番最初からやり直すわけでもないのに。








2006年: 大きなショルダーバッグ



これまた『プルメリアクラブ』でキットを購入。

本当にキットは楽だわあ。

従姉妹にプレゼント。使ってくれてるかなあ?

このバッグは斜めがけ出来て、私好み。茶系にしたので、結構使えると思います。自分用も欲しいなあ。


哲から一言:キットがこれだけ見栄えがいいのは、図柄が歪んでいないからだと思います。キットじゃない作品もちゃんと下絵を描いてから切り抜けば、それなりにちゃんとしたモノが出来るんだろうと思います。





2005年: ホヌのミニバッグ



『プルメリアクラブ』でキットを購入。

ここはキットの種類もいっぱいあり、デザインも素敵です。

なんでもそうかもしれませんが、型紙をとって、布をカットして、しつけして、という準備が結構大変なんですよね。

今回は楽しちゃいました。

モチーフにぴったりの海で撮影。きれい!


哲から一言:ね、これもキットで、亀の画が歪んでいないからうまく見える。次回作に期待しましょう。




2002年9月26日:亀のタペストリー完成!


キャシーさんの「ハワイアンキルト2」をぱらぱらとめくっていたら、すぐに作りたくなってしまいました。自分でも意外だったのですが、白地で作ったの初めてでした。ハワイアンキルトの基本なのに・・・。なんだかとっても新鮮です。

亀のモチーフは凸凹が少なくて初心者には良いかも。ただ甲羅のキルティングはどう縫い進んだら効率が良いのか???

哲から一言:これ、この間の土日にキャンプ行ったとき、キャンプ場で写真を撮ろうと頑張って間に合わせたんだけど、晴れの土曜にはいろいろやることがあって写真撮れず、日曜は天気がいまいちになってしまって、結局、狭い家の中で写真を撮ることになってしまいました。せっかく頑張ったのに残念だったな。


2002年6月2日:イルカのメモリーカードケース完成!



哲から、「メモリーカードケースを作って!」との要請あり
。夏山シーズンをひかえ、撮影用のメモリーカードが沢山入るケースが必要らしい。デジカメにしてからフィルム代が惜しくないので、二人で湯水のように撮りまくる。日帰りの山でも、280枚くらい撮ってしまうので、2泊、3泊となると、恐ろしい枚数になりそう。

モチーフはイルカに決定。なんだかへんなイルカになっちゃった。

哲から一言:デザインが海っぽくてなかなかよい。ただ、使用するフィールドはたぶん山ばっかり。

メモリーカードを湯水の如く使用するので、まだまだバンバンメモリーカードが増えていくことだろう。しかし、このケース、まだまだゴムさえ追加すればいくらでも入れることができるのだぁ。期待に応えて、今後ともバンバンメモリーカードを買い続けなければ。

これのせいで、またまたサンプラーズキルトは後回しとなり、いつ完成するのか・・・、本当に完成するのか・・・。


2002年4月6日:エンジェルズトランペットのトートバッグ完成!!


暖かくなってきたので、パッと明るいキルトが作りたくなりました。いいぞいいぞ!これぞハワイアンって感じ。撮影もちょっと外に出てみたくなりました。これ、裏地がまた可愛いのですよ。お見せできなくて残念ですが、スイトピーの柄なのです。小さい頃からお世話になっている叔母にプレゼントしようと思って作ったので、いつもより丁寧な仕上がりで、なかなかの出来栄えです。(なんちゃって。)

哲から一言:この作品は、本人としてはとても満足した仕上がりになったようです。前作(下のヤツ)がみんなにメタくそに言われていたようなので(あ、自分も。)この作品の完成はとても嬉しかったようです。わかりにくいですが写真の後は椰子の木が生えていてちょっと曇ってますが海です。ハワイを意識してみました。


2002年3月17日:パンの木の茶色のミニバッグ完成!!


左下の余った片面を半分に折り、横長のミニバッグを作りました。あれこれと考えた結果(楽~に、楽~にと)、こんな風になってしまいました。最初、持ち手を横のまちのところから付けたらだら~ん、くねっとなってしまいました。哲は「そんなのあたりまえじゃん!」と一言。友人にもこの苦労を話したら「あたりまえじゃん!」と一言。自己嫌悪。

哲から一言:あたりまえじゃん!ねー、どりーちゃん。このクマ五郎の名前はどりーちゃんと言うのだそうです。



2001年11月6日:パンの木の茶色のバッグ完成!!




ちょっと落ち着いた雰囲気のバッグを作りたくなって、茶色とベージュにしました。最初は左上の写真のが両面にくる予定でしたが、作っているうちに、外ポケットは必要だよなあ・・・。このバッグ、予想外の大きさになってしまい(どうしてだろう???)、ポケットも二つにすることにしました。手抜き大好きな私ですので、小さなパンの木
は型紙も作らずフリーハンド。その結果、左右の形がそろってません。よーく見ない! 今回は作っている途中でいろいろと考えが変わり、当初作ろうと思
っていたものとはまったく違ったものになってしまいました。まあ、こんなのもありですよね。さて、余った片面のパンの木は、小さなバッグに変身中。乞うご期待!

哲から一言:なんだか最近、我が家にはクマちゃんが増えてます。あっという間に6匹のクマがせまい我が家にひしめいてます。このバックはクマ入れですか?大きいので何でも入りそう。でっかいポケットもついてるし、以外と使い勝手はいいかもしれない。




2001年6月11日:ハイビスカスのポーチ完成


友人に「ハワイアンキルト教えて!」と頼まれる。「私なんか自己流でいい加減な性格だし、人に教えるなんてできないよ。」・・・それでもいいというので、何を作るか悩んだ結果、このポーチに決めました。基本ということで、小さなタペストリーがいいかな・・とも思ったのですが、毎日使えるものだと愛着もわいて好きになるのでは?型紙を作ったら、自分ですぐに作りたくなっちゃって・・・。下のトートバッグとおそろいです。みんな(4人)違う色で作ってますので、完成したら並べて写真撮ろうかな。

哲から一言:職場の仲間で、先生をしているらしい。いい加減な先生ですいません。なんだか最近創作意欲がもりもりのようで、このポーチも一日くらいで作ってしまったようです。ジャケットは一年もかかっていたのに、調子がいいと速いみたい。あれ、そういえばいまなんか作りかけのでっかい奴、あれまだできないの?



2001年5月:ハイビスカスのトートバッグ完成


ほんとに久
々の登場。サンプラーズキルト作成中なのですが、ちょっと気分を変えて小物を作りました。気分を明るくしてくれるバッグです。

先日、御殿場のキルトミュージアム、銀座松坂屋で開催されたハワイアンキルト展を見てきました。もう見るものすべてが素晴らしく、ため息ばかり。この日発売されたハワイアンキルトの本もゲットし、毎日飽きもせず見ています。次は何を作ろうか・・・。

哲から一言:今回は完成まで早かったですョ。あっという間に出来上がりました。きっと、キルトミュージアムに行って感性が刺激されたのでしょうか。しかし、サンプラーズキルトはまだまだ全然できません。もっとも、完成したところで、この狭い家の中であの大きな作品、どのように使用するんだか、私には想像もつきません。


1999年4月7日:ジャケット完成!

途中だいぶくじけてさぼっていましたが、ようやく完成しました。ちゃんと着れるものができるのか心配していましたが、まあまあのできです。本当はフード付きだったのですが、(ちょっと面倒になって)ただ襟ぐりをくるんだだけなのですが、それもまた良し。ちょっと(いやだいぶ)派手なので、外に着て行くには勇気がいります。

先日、キャシーさんからメールをいただきました。こんなヘボな作品にメッセージをくださってびっくりしたり、感激したり・・・。このジャケットが完成できたのは、このページにメッセージを下さった方々に励まされたからでもあります。ありがとうございました。

哲から一言:もう1年くらい経っているんじゃないの?ようやく完成したようです。すごい派手。どこで着るの?だいぶ時間がかかったようだが、最近ミシンを手に入れてからはさっさとできてしまった。ミシンがなければあ
と半年はかかっただろうな。そうそう、キャシー中島先生からこの間メールをいただきまして、こっちがあたふたしてしまいました。「お・お・お・お・お・おい!、きてるよきてるよ・・・・」

そうそう、このミシン、2年越しで欲しくて欲しくて買ったんです。「通販生活」のベスト100に毎年上位(しかも5位以内)で、目を付けていたのです。編集部の採点も☆3つ。やっぱり買うしかないでしょう。んー、買って良かった。


1998年7月24日:片袖が完成。先日、こんなヘボな作品にメールをいただき、俄然やる気が出てきました。これを完成させたら、次はちょっと大作のサンプラーズ・キルトを作りたいと思っています。5月に発刊されたキャシーさんの「ハワイアンキルト」は、毎日見ていても飽きません。


作者から:このページだけ更新されずにいたので、哲からハッパをかけられていました。まだ未完成ですが、紹介します。今作成中のジャケットです。連日の暑さで全然進まず、ほっぽりなげてあります。実はこれを作っていて初めて知ったことがあります。タマ止めは外に出ていちゃだめなんですね。いつもおかしいなと気にはなっていたのですが、いいかげんな性格なのでそのまま自己流でやっていました。と言うわけで、後ろ身頃はタマだらけ、前身頃からはタマなしです。あとは袖を作って縫い合わせるのですが、ミシンがないので気が遠くなります。

哲から一言:はたして、このジャケットは誰のために作ってるのか?裏地を見るとちょっと僕には派手かな。それにしてもあまり進んでいないようですな。いつ完成するのかな。まぁ、今までの作品より大きいので時間がかかるのも無理ないか。


作者から:小さいからすぐできるだろうと作り始めたが、これがなかなかのくせものだった。型紙通り作ったはずなのに、ふたの丸とファスナーの長さが合わない。3回やり直してようやく完成。あれ! ふたの裏側にポケットがあるのですが、このポケットが逆さまになっちゃった。ショック! でも、まいいか。面倒なのでそのままです。哲だったら絶対直してるな。

哲から一言:やはり、3.14マジックというのでしょうか、円周率というものはやはり奥が深い!それに加えて縫いによる布の縮み。僕だったら合わせておいて、数カ所を仮縫いしてから縫うんだけどな。まぁ、そんなふうにうまくはいかないかもしれないけど。


作者から:これは私のハワイアンキルト第一号です。図柄は「パンの木」で、ハワイアンキルトの最もポピュラーなパターンの一つです。とても気に入って、私の買い物の友です。色もきれいでしょ。友人に見せたら、「冬っぽいね・・」といわれました。雪の結晶に見えたのかなあ。私は夏っぽいと思ったんだけど。いろいろなパターンを見ていると、実際にハワイに行ってみたくなります。南国特有の花や木、海や山を見てみたい。今までハワイなんか興味なかったのに、今ではアロハシャツ欲しいななんて・・・

哲から一言:写真ではよくわからないが、結構手が込んでるんですよ、ハワイアンキルトというやつは。ど素人の僕が見ても、買ったら高そうに見える。商売にでもなれば家計が助かるんだが。それから、まるでどっかの婆さんのように背中を丸めて目を近づけ、一針一針縫っている姿はなかなか笑えるものがある。その姿を紹介したいが、多分いやがるだろうな。


作者から:これは二作目。哲ママにプレゼントしました。色は地味になるかなと思ったが、出来上がったらなかなか良い。(自分で言ってりゃせわがない)縫い物をやってる人ならわかってもらえると思うのだが、自分で作ったものは、へたくそでも愛着がわくのです。幸いなことに、このバッグも日の目を見ているようで、作者としてもうれしい限りです。使ってくれてありがとう。

哲から一言:地味どころか、結構派手だと思った。うちの母にプレゼントされたものだが、50をすぎた母には賑やかかなと思いきや、結構似合っていた。持つ人を選ばないデザインというのでしょうか。


作者から:これイルカに見えますか?実は自分でデザインしました。イルカと波のつもりなのですが、幼稚な下絵を哲がきれいにしてくれました。布きれの段階には、友達から「獣神ライガー」みたいだと言われました。皮の持ち手をつけたらちょっと立派でしょ。

哲から一言:「幼稚な下絵」をイラストレーターでトレースし、さらにグレードアップしたデザインにしたら複雑すぎてできないと言う。もっとうまくなってからやるそうだ。結局ほぼ「幼稚な下絵」のままである。写真の通りかなり大きな鞄である。今までに一番役に立ったのは僕が入院した時の着替えの持ち運びだったようだ。

 
 
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