大倉陶園

「良きが上にも良きものを」
 
”他に迷惑を掛けぬ独業でなければ道楽はできない”
”道楽でなければ良いものよりもさらに良いものは作れない”
大倉陶園は、この大倉孫兵衛の当社創立精神を社訓とし
高級洋食器づくり一筋に、美術的価値の高い独自の作品を生み出 し続けまいりました。
ひとつひとつの製品に持てる技と心のすべてを注ぎ込み
あらゆる製作工程にこだわり続ける姿勢・・・。
これからも当社は、生産性をある程度犠牲にしても
つねに最上級と誇りうる白磁器を、皆さまにお届けしていきま す。

 

「大倉陶園」を知ってますか? 

知っているというあなたはかなりの食器通では。食器好きの私も数年前にようやくその良さに気が付いたのです。あの白地に青いバラのカップはデパート で目にしていたはずなのですが、興味は外国のものにありました。なんとも言えない高級感と気品が20代には合わなかったのかも。

 

「セーブルのブルー、オークラのホワイト」

”色の白さ、磁器質の硬さ、肌のなめらかさ”はこんな言葉で賞賛されています。

確かに白の美しさとつややかな感じは一目瞭然です。磁器質の硬さも実感。洗うときそんなに気をつかわなくてすむのです。(もちろん大切に扱ってます けど)

 

大倉陶園 Cup Collection

写真をクリックすると、もう少し大きく見られます。


「星座」この瑠璃色の美しいこと。星雲のうずの様子までよく表現されています。白く色を抜くのは職人泣かせの作業らしいです。

 


大倉陶園の定番「ブルーローズ」。デパートに置いてあるので目にしている方も多いのでは? これは「岡染」という技法を用いています。

岡染・・本焼した白生地に油で溶いたコバルト質絵の具で絵を描き、再度高温で焼成し、釉の中にとけ込ませる贅沢な技法。


 

お店に行ったとき最初に目を引き、最後まで気になって気になって、気が付くとこのカップの前に・・・。これは「エンボス」という技法を 用いています。最初と最後を合わせるのが職人の技。

エンボス・・世界で大倉陶園ただ一社の装飾技法。成形品にローラーで模様を施した部分だけ釉を施さずに本焼きをして金を焼き付 け、くっきりと輝く浮彫模様が大きな特徴。


大倉陶園では毎年「動物の親子」シリーズでイヤーズ・プレートとカップを出しています。これは1995年「白熊」です。受け皿の絵は カップと違っていてまた楽しい。このシリーズを全部持っている人がうらやましいです。

大倉陶園をあまり紹介したくない訳はこのシリーズにあります。バックナンバーも欲しい私にとって、ライバルが増えるから。ただもうすで に品切れのものが多く、残っていてもわずかみたい。


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2000年「羊」。来年は何かなあ。日本犬、秋田犬とか柴犬で作ってくれないかな。

 


「My hudsband and I」というタイトルらしいです。瑠璃とマロンの色が美しいペアカップです。これは哲が夏のボーナスで買ってきてくれました。本人は”僕の大倉コレクショ ン”なんて言ってますが、私にくれたものと信じてます。

 


同じくペアカップですが、男の子と女の子の熊の絵が描かれています。受け皿のおもちゃもそれぞれ違っていて楽しいですよ。

 


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イタチと木の実の絵がおもしろい。イタチの表情が哲に似ている。


リスの絵ががわいらしいモーニングカップ(アリスの森)。モーニングセットというのもあり、お皿とボールの3点セットになってます。お 皿にはうさぎがいます。

 


モーニングカップ。いろいろな色があります。左はつや消しタイプ、右はつやタイプ。全色揃えたくなってしまいます。

 


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モーニングカップ。シンプルで美しい。


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モーニングカップ「皇室ご用邸の花」シリーズ。ハルリンドウ。


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モーニングカップ「皇室ご用邸の花」シリーズ。ニッコウキスゲ。


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モーニングカップ「皇室ご用邸の花」シリーズ。ガクアジサイ。

 


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モーニングカップ「皇室ご用邸の花」シリーズ。スイセン。

 


大倉のロイヤルブルーと呼ばれる瑠璃と金触の組み合わせ。なんだか風格がありますよね。

軽井沢のアウトレットショップで購入。お皿の裏にはアウトレットの目印に「J.B」のマークが入ってます。しかし素人目にはどこが不良 なのか全然わかりません。かなりお得だと思います。

 


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クラシックローズ。渋い色合いが良かったりして。

ハンドペイント(素描絵付)の代表的なもの。


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金白金蝕鳥獣葡萄唐草。なんとなく高級感があります。


 
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